●飲み食い
■クッカー
【snowpeak カップ・イン・チタン】

 私が持っている食事道具のうち、もっとも使用頻度が高いものだ。クッカー(大・小)、シエラカップが重ねて収納でき、ふたも皿として使える。
 クッカーではラーメンやリゾットを作り、シエラカップではスープを作ったりできる。あれこれ準備するのが面倒なときは、これ一つを袋に放り込んで出かける。
 軽くてよい。確か全部で290gとか。火が当たる下部が渋く変色していい味が出てきた。


【snowpeak 純チタン食器3点セット】

 これは、上記のカップ・イン・チタンで足りないときや、洗うのが面倒なときに登場する。普段はあまり使うことがない。一緒に出かける人がいるときなどに貸すくらいか。
 ふたはフライパンになるが、チタンは焦げ付きやすいのが難点。注意すれば実用上問題はない印象だが。
 取っ手を持って火にかけ、「鍋」として調理に使ったあとは、そのまま「食器」として使う。底の丸みが、スプーンと相性がよく食べやすい。クッパ(汁飯)などを食べるときには重宝する。これも軽くてよい。

■カップ
【snowpeak チタンシエラカップ】

 言わずと知れた卓上の定番品。皿になったり茶碗になったりスープが飲めたり熱燗が楽しめたり…。何にでも使える万能カップ。
 人によってはこれで飯を炊いたりするようだが、私はまだありふれた使い方しか知らない。
 蛇足ながら。"sierra"の発音はeにアクセントがくるのが一般的。だから、どーせ英語を無理矢理カタカナで書くんだったら「シェラ」ではなく「シラ」のほうがふさわしいと私は思う。皆様いかがかしら。どうでもいい? そうね、どうでもいいかもね。(2003/01購入)

■カトラリー 割り箸? 何ですかそれ
【snowpeak ワッパー武器】

 コンパクトなチタン製カトラリーのセット。デザインがとてもシンプルで使いやすく、気に入っている。当初はスプーンとフォークの2本セットを購入したが、ナイフを買い足して3本セットとして使っている。食関係をまとめて入れてあるバッグにいつも入っている。
   同素材・同系統のデザインで「先割れスプーン」があるが、これがまた大変使いやすい。職場の机にいつも一本入れている。面倒なときはこれ一本で済ませてしまっても何の不便もない。

 収納サイズを気にしてか、時折「折りたたみ式」のものを見かける。あれは手入れが面倒ではないだろうか。私が愛用しているsnowpeak製品はシンプルすぎるくらいのデザインで、使った後に洗うのも非常に楽だ。


【アヲハタ スプーン】

 職場で見つけた。何の変哲もないスプーンだ。一目惚れして、仕事の後に100円ショップで仕入れたスプーン2本と交換してもらった。
 景品か販促品だったのだろうか、取っ手にアヲハタのロゴが彫られている。先がまん丸で大きく、フィールドでは小さな玉杓子のような使い方もできる。カレーや豚汁など、数人分の汁物を作るのならともかく、キャンプに玉杓子を持って行くのはさすがにかさばるのでこのスプーンに任せるのだ。仏だか伊だか、西洋料理のシェフが器用にスプーンを使いながら調理している様子を見たことがある。そのとき、スプーンは調理にも使えるのだなぁと思った。
 調理によし、そして先が大きいから食べるときも感覚が楽しい。自宅でカレーを食べるときはこのスプーンを使うと決めている。


【某航空会社 カトラリーセット】

 ナイフはプラスチック製のものが増えつつあるみたいだから、今や稀少品といえるかもしれない。普段使うカトラリーよりも機内用とあって一回り小さい。
 カトラリーばかり何組もあったって仕方ないのだが、まぁ、航空会社のロゴが入っているし、せめて手元だけは空の旅気分とでもいうのだろうか。好きだから持って行く、というくらいの理由だ。職場にも同じものを一セット置いている。
■ボトル ペットボトル買わない方向で
【snowpeak チタンスキットルM】

 酒を入れて持ち歩くための容器だ。140ml入る。焼酎や梅酒を入れている。旅に出るときは必ずといっていいほど鞄に忍ばせている。
 夜寝る前に取り出してチビリチビリと飲む(英語では"drink"じゃなくて"sip"という。勉強になったね!)。騒ぐための酒でも、酔っぱらうための酒でもなく、心をほぐすための酒。だからたくさん持って行く必要はない。小さなスキットルだが、旅先で飲み干してしまうことはない。
 チタンは、腐食に強く軽くて丈夫だ。きちんと手入れをすれば一生使えるのではないか。(2002/12購入)


【SIGG トラベラークラシック1.5L】

 水筒である。保温も保冷もない。単純な水筒である。それでもいい。内部のコーティングがなんとかかんとかで、入れた飲み物を変化させないとか何とか。結構気合いの入った水筒らしい。アルコールも果汁ジュースも何でもござれ、だとか。
 キャップもシンプルだが、本体とともに丈夫そうである。丈夫で長く使えること、これは大事だ。長く使えるのなら少々高いものでも構わない。これは安かったけれど。
 フィールドでは、飲み水を入れておいたりする。手を洗ったりする雑用水とは区別して、そのまま飲める水をと水道水を入れて出かけることにしている。


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