●灯火
■ コールマン ガスランタン
 最初に買ったランタン。peak1とか書いてある。小型で燃費もよく、操作しやすい上に光量もちょうどいい。もっとも、私はあまり煌々と照らすタイプではないのだが。
 小さいことも関係していると思うが、グローブは割れたことがない。マントルも、一度も取り替えていない。コールマンは別に好きではないけれど、ボンベが入手しやすいので大手メーカーの製品を選んだ。
■ ロゴス ガスランタン
 カセットコンロのボンベが買える。だから燃料代は決定的に安い。3本200円以下で手に入る。安いことはいいことだ。うん。
 他社ボンベとの互換性は未知数だが、適当に自室にあったボンベを繋いでみたらうまく燃焼した。読んで真似しようと思う人は、自分の責任で考えること。
 光量は控えめ。それでいい。少々、点火するときに手間取ることもあるが、悪くない。それに、高さがあるので、テーブルの上で使うのにも好都合。
■ LEDランプ
 懐中電灯である。電球の代わりに発光ダイオード(LED)を使っている。電気を熱に変えて光を出す電球と違って、そのまま光るので消費電力は小さくて済む。つまり、電池寿命が長い。
 発光体自体も寿命が長く、11万時間と言われる。24時間点けっぱなしで12年以上使えるという計算だ。発光体の寿命よりも、スイッチなどのほうが先に摩耗するなどして使えなくなると思う。
 そこで妙案がある。普通のLED懐中電灯は、部品が壊れたらおしまいだが、部品を替えながらであれば使い続けられる。ということで、私は「マグライト」を使っている。別売りキットで、LED化できるものがある。
 蛍光灯のような白い光。電球みたいな暖かみはないが、的確にそこを照らしてくれる。遠くを照らすのは苦手のようだ。
■ 手作りキャンドルランタン
 これぞ究極の経済的照明。決定版。インスタントコーヒーの空き瓶に、ロウソクを立てて使う。ロウソクは100円ショップで入手できる。6本税込みで105円、1本17円。
 だいたい6時間くらい使えるので、暗くなった18〜19時から点けっぱなしでも日付が変わって深夜まで使える。日付が変わる頃には眠ってしまうので、一晩大丈夫だといっていいだろう。
 何より、特長はそのロウソクの炎。揺れる、やさしい光をテントの前室にポンと置いておく。見つめているだけでうれしくなる。決して頼りない灯りではない。案外、まわりを広くきちんと照らしてくれるのだ。
 細長いロウソクはポピュラーなのだが、瓶の底に立てるのが厄介だ。これはこれとして使いながら、さらに新たなロウソクシステムを導入した。
 大好きな100円ショップにて、太くて短いロウソクを探した。見つけたのは「和・ティーキャンドル(大)」。6本入りで100円というのは前出のロウソクと同じだが、こちらは燃焼時間が約8時間。より長い時間の使用が可能なのだ。これは経済的♪ 早速購入した。
 そのまま置いても風で消えてしまうので容器も選んだ。厚手のガラスで丈夫なもの。色は好きなグリーンにした。これなら実にコンパクト。従来のキャンドルランタンに比べ、決定的な小型化を実現した。

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