テント
モンベル ムーンライトテント2

 欲しかった、ソロ用テント。ハリフォードを1度使ったばかりなのに、このテントの購入を決めた。キャンプはやっぱりひとりだ。そういう考えに至った結果 だ。

 色はアイボリーとグリーンがあったが、グリーンを選んだ。私は緑が大好きなのだ。インナー(本体)が総メッシュになっているものもあるが、それは色がア イボリーのみ。グリーンが欲しかったので、メッシュの本体を後から買い足すことにした。

 メーカーによると、2人まで収容ということだが、使ってみると1人でちょうどよい。2人だと窮屈だろうと思う。私は胴回りおよそ1mの巨漢。普通サイズ の人でも、きっと2人で使うとしたら居住性を損なうのではないか。それに、使っているシュラフがワイドタイプなので、身の回り品を置くスペースを考えると 1人用ではなくてこれになった。



 自転車や単車で旅をする人々にも好まれる理由の一つに、収納性の良さが挙げられるだろう。荷物をより軽く、より小さくしなければならない彼らにとって、 このコンパクトさは魅力だ。



 何と いっても、設営が簡単なのがよい。フレームは全て1本につながっているので、それをカシャカシャと何も考えずに繋いでいけばよい。組み上がったら本体を吊 り下げて、先端のピンでフレームにとめる。フライをかぶせてペグを打てば完了。


フレームを組み立てて…


インナーを吊し…


フライをかぶせてペグを打ち…


いらっしゃいませ〜♪
ロケ地:釧路町・来止臥野営場
 寝心地 はなかなかである。窮屈な思いはせずに快適に過ごせる。前室の上に張り出しているフレームに、カラビナでLED懐中電灯をぶら下げて常夜灯にする。

 横になると、壁と床の境、左右に小さなポケットが便利だ。時計や鍵、懐中電灯などを放り込んでおける。懐中電灯は上向きに突っ込んで天井を照らし、その 明かりで本を読む。

 前室には、入り口のすぐ前にスノコを置き、その脇にガスストーブやクッカーを入れたボックスを並べる。コーヒー瓶を使ったキャンドルランタン(?)が煌 々と点り、前室をやわらかく照らす。

 雨の日は前室をフルクローズにするが、晴れていて気持ちのよい夜には開けておく。入り口をメッシュにして、夜風を感じながら眠る。

 朝になれば朝日がテントを照らす。グリーンのフライシートは、朝の光にもやさしい。目がチカチカすることも、虫に覆われることもない。次に使う日が待ち 遠しくなる、いいテントである。

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